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国立教育政策研究所が令和3年度に行った学力・学習状況調査で、全国の小学校19,038校の児童にアンケートが行われました。

その結果と学力調査(国語)の平均正答率による関係をグラフにしたところ、学校の授業以外の学習時間が長いと回答した児童ほど平均正答率が高いことが判明しました。

さらに「家で自分で計画を立てて勉強をしているか」の調査では、勉強する頻度が高いと回答した児童ほど平均正答率が高いことが分かりました。

当然といえば当然ですが、勉強量と成績には相関関係があり、家庭学習は極めて重要です。

そこで、今回の記事では小学生の家庭学習について、次のようなポイントをわかりやすく解説していきます。

・小学生が家庭学習する重要性について(論文を基に解説)
・意欲的に我が子が学習するためのポイント
・家庭学習を楽にしてくれる教材ランキング
(それ以外にも学習時間や実際の例についてもまとめています)

民間の調査でも、小学生の約8割が自宅で宿題以外の勉強をしているとの調査結果があるので、ぜひ今回の記事を参考に自分に合う教材を見つけてくださいね!

小学生向け家庭学習の教材ランキング【2024年8月版】

今回のランキングでは、数ある教材に以下のような調査を実施することで厳選しました。

具体的には、合計25点で評価してランキング化しています。

実施調査した項目
受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能

それでは、一つひとつ教材の特徴を見ていきましょう!

スマイルゼミ|無学年方式+新課程対応でカバー範囲が広い

【ランキング評価】

 

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    5
  • サポート体制
    5
  • 管理機能
    4

 

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価 24/25点

★教材の分析★

ー受講費用の安さー
3,278円:12ヵ月一括払い/月あたり

ー対応科目・コースー
教科書準拠の基本教科は無学年方式を採用+プログラミングも学べる

ーカリキュラムの特徴ー
学校の進度と理解度に合わせたオリジナルカリキュラムを形成

ー管理機能ー
専用アプリで子どもの学習状況を簡単にチェックできる

ーサポート体制ー
オフライン環境でもダウンロードした講座・ドリルを利用可能

スマイルゼミを手がけるのは、20年以上学校教育に携わり全国約85%の小学校で学習支援ソフトが導入されているジャストシステムです。

これまでの膨大な学習データを分析することで、1人ひとりに合った学習体験を専用タブレットで提供します。

1講座は15分と家庭学習でも無理なく続けられるペースで、毎日の学習状況に合わせた最適な内容をその日に配信するスタイルです。

保護者に学習結果を報告すると、勉強をした分だけタブレットの専用アプリで遊べる時間が増える仕組みを搭載し、家庭学習を続けやすい環境を実現しています。



メリット
アニメーションをつけて視覚的な理解を手助けする
ネイティブの英語特有の発音に1年生から取り組める
全国の仲間と競い合えるからモチベーションがアップする

デメリット
会費のほかに専用タブレット代が必要になる
無学年学習や学力診断テストは国語・算数のみ対応

【スマイルゼミ|3つの評価ポイント】

①プログラミング必修化に合わせた講座を1年生から配信
自分で動かしながら仕組みを学べるプログラミング講座なので、子ども1人でも論理的な力や理解ができるようになる教材です。
算数では順次処理、理科・社会は資源ゴミを条件分岐を使って分別するというプログラムで、ほか教科も一緒に学べます。

②学力診断テスト後は弱点を伸ばす対策講座を即時に配信
基礎力が求められる国語と算数の全国学力診断テストを実施して到達度を年3回定期的にチェックします。
苦手な単元が分かった後は、対策講座をテスト結果と一緒にすぐに配信してくれるので、間を空けずにすぐに復習に取り組めます。

③勉強して貯まるスター制度は子どもの息抜きにも活用できる
講座やドリルを解いていくと「スター」が貯まっていき、貯まったスターはタブレット内の「スターアプリ」で使えます。
スターアプリにはオリジナルゲームアプリを30タイトル以上配信しているので、専用タブレットでそのまま息抜きができるシステムです。

【スマイルゼミの基本情報まとめ】

料金(税込) ※入会のタイミングによって変動あり
【小学1年生】
<標準クラス>
・3,278円:12か月一括払い/月あたり
・3,718円:6ヵ月一括払い/月あたり
・4,268円:毎月払い
<発展クラス>
・3,828円:12か月一括払い/月あたり
・4,378円:6ヵ月一括払い/月あたり
・5,038円:毎月払い【小学2年生】
<標準クラス>
・3,520円:12か月一括払い/月あたり
・3,960円:6ヵ月一括払い/月あたり
・4,510円:毎月払い
<発展クラス>
・4,400円:12か月一括払い/月あたり
・4,950円:6ヵ月一括払い/月あたり
・5,610円:毎月払い

【小学3年生】
<標準クラス>
・4,180円:12か月一括払い/月あたり
・4,620円:6ヵ月一括払い/月あたり
・5,170円:毎月払い
<発展クラス>
・5,170円:12か月一括払い/月あたり
・5,720円:6ヵ月一括払い/月あたり
・6,380円:毎月払い

【小学4年生】
<標準クラス>
・4,840円:12か月一括払い/月あたり
・5,280円:6ヵ月一括払い/月あたり
・5,830円:毎月払い
<発展クラス>
・5,830円:12か月一括払い/月あたり
・6,380円:6ヵ月一括払い/月あたり
・7,040円:毎月払い

【小学5年生】
<標準クラス>
・5,720円:12か月一括払い/月あたり
・6,160円:6ヵ月一括払い/月あたり
・6,710円:毎月払い
<発展クラス>
・6,710円:12か月一括払い/月あたり
・7,260円:6ヵ月一括払い/月あたり
・7,920円:毎月払い

【小学6年生】
<標準クラス>
・6,270円:12か月一括払い/月あたり
・6,710円:6ヵ月一括払い/月あたり
・7,260円:毎月払い
<発展クラス>
・7,260円:12か月一括払い/月あたり
・7,810円:6ヵ月一括払い/月あたり
・8,470円:毎月払い

サービスの特徴 ・教科書準拠で基礎固め
・無学年方式学習で小学生~中3レベルまで戻り
・先取り学習
・全国学力診断テストを実施
・学校の夏休みの宿題もサポート
対応科目・コース 【科目】
・国/数/英/理/社
・プログラミング
【コース】
・標準クラス
・発展クラス
使用する機材 ・専用タブレット「スマイルタブレット3R」を使用
・インターネット環境
学習機能 ・期間限定の特別講座を受けられる
・ドリル形式での学習
管理機能 ・「みまもるネット」で毎日の学習内容や正答率が分かる
サポート体制 ・全額返金保証制度あり
公式キャンペーンページ https://smile-zemi.jp/shogaku/lp/catalog/

現在、スマイルゼミでは無料の資料請求をすると、豪華特典が付いてくるキャンペーンを実施しています。

小学生コースの特典は、「読めない漢字・書けない漢字攻略BOOK」&「中学受験その前に」という冊子です!

スマイルゼミに少しでも興味がある方は、このタイミングでの資料請求がお得と言えます!

進研ゼミ小学講座|幅広いテーマ・科目の家庭学習は王道の進学ゼミ

【ランキング評価】

 

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    5
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

 

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価 23/25点

★教材の分析★

ー受講費用の安さー
小学1年生:3,180円(12か月一括払い/月あたり)

ー対応科目・コースー
新課程のプログラミングも受講費内で学べる

ーカリキュラムの特徴ー
タブレット1つでライブ講義から映像授業まで配信

ー管理機能ー
メールや専用サイトで学習状況をチェック可能

ーサポート体制ー
定期的なキャンペーンや割引制度で安く利用できる

2位の進学ゼミ小学講座では、学校で使用している教科書の範囲に合わせたテキストで学習できます。

基本の5科目だけでなく、新課程となったプログラミング学習もゲーム感覚で楽しみながら学べるのが特徴です。

通常はテキストや映像授業を使って一人で学習を進めますが、定期的にオンラインライブを開催し、受講生たちに講師が質問を投げかけて回答に合わせて解説を進めるという、双方向型コミュニケーションを図る授業も利用できます。

専用タブレットは9,900円必要ですが、時期によってはキャンペーンでタブレット代が不要になるケースも多いため、比較的安価に様々な科目を学べるため、おすすめしたい家庭学習サービスです。

【まとめると…】

メリット
大人も難しいプログラミングはゲーム感覚で学べる
双方向型オンラインライブで理解をより深められる
タブレット代や受講費用は定期的な割引で安くなる

デメリット
持ち込みタブレットの場合はiPadのみに対応
学年が上がるにつれて受講費用が高くなる

【3つの評価ポイント】

①赤ペン先生はタブレットコースでも添削してくれる
進学ゼミでは定番の赤ペン先生は、これまでテキストタイプの通信講座で添削してくれました。
しかしタブレットコースでも、デバイス上で赤ペン先生が添削をしてくれます。
これまでと変わらないサービスをオンライン上でも利用できるのが高評価ポイントです。

②電子図書館の書籍はテーマが多岐に渡る
専用タブレットに収録されている電子図書館には、約1,000冊もの電子書籍があります。
伝記や図鑑など取扱テーマも幅広いので、息抜きとして図書館をのぞきながら、自分の興味ある分野に気づけるきっかけづくりにもなります。

③全国テストの結果に合わせた復習問題を実施
進学ゼミで定期的に行われる全国テストの結果は分析され、ニガテで間違えやすい問題を復習できるよう自動で出題問題を変更してくれます。
テストで現状の理解しているところを知りながら、理解できていないところは演習で対策可能です。

現在、進研ゼミでは「LINE公式アカウントからのご入会でLINEポイント1000ポイントプレゼント」のキャンペーンが開催されています!

8/25までの期間限定となっていますので、お得に入会できるこの機会をお見逃しなく!

お申し込み方法・注意点(※必ずご確認ください)

【進研ゼミ 小学講座 基本情報まとめ】

料金(税込) ・9,900円:専用タブレット代金

【小学1年生】
・3,180円:12か月一括払い/月あたり
・3,530円:6ヵ月一括払い/月あたり
・3,930円:毎月払い

【小学2年生】
・3,480円:12か月一括払い/月あたり
・3,530円:6ヵ月一括払い/月あたり
・3,930円:毎月払い

【小学3年生】
・3,740円:12か月一括払い/月あたり
・4,200円:6ヵ月一括払い/月あたり
・4,490円:毎月払い

【小学4年生】
・4,530円:12か月一括払い/月あたり
・4,880円:6ヵ月一括払い/月あたり
・5,080円:毎月払い

【小学5年生】
・5,420円:12か月一括払い/月あたり
・5,850円:6ヵ月一括払い/月あたり
・6,080円:毎月払い

【小学6年生】
・5,830円:12か月一括払い/月あたり
・6,290円:6ヵ月一括払い/月あたり
・6,540円:毎月払い

サービスの特徴 ・教科書に合わせたテキストで1回15分の予習・復習が可能
・無学年方式で小学校全範囲の戻り・先取り学習を実施
・取り組み状況や正答率で最適なレッスンを自動で提案
・担任の赤ペン先生が解答をチェックしてアドバイス
・新課程のプログラミングなども学習できる
対応科目・コース 【科目】
・国/数/英/理/社
・プログラミング
・漢検・英検対策【コース】
・プログラミング講座 ※有料
・オンラインスピーキング ※有料
・考える力・プラス講座 ※有料
・かがく組 ※有料
・作文・表現力講座 ※有料
・オンライン少人数指導チャレンジライブ ※有料
・考える力・プラス 中学受験講座 ※有料
使用する教材 ・専用タブレット、またはお手持ちのタブレット・パソコンを使用
・タブレットはiPadのみ対応(iPadOS14,iOS13)
・インターネット環境
・冊子の送付タイプも受講可能
カリキュラムの特徴 ・オンラインライブ授業や映像授業の提供
・赤ペン先生による添削指導
・全国規模の診断テストを実施
管理機能 ・メールでの学習進捗度報告
・専用サイトでの学習時間、正答率などチェック
・赤ペン先生からの添削結果などが分かる
サポート体制 ・任意加入のタブレットサポートサービスあり
・タブレット代0円、受講費割引のキャンペーンを定期的に開催

東進オンライン学校|中学受験塾「四谷大塚」と東進の最強タッグ

【ランキング評価】

 

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

 

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価 22/25点

★教材の分析★

ー受講費用の安さー
26,136円〜:12か月一括払い

ー教え方の質ー
指導実績のある四谷大塚が授業を作成

ー教材の充実度ー
講師監修のオリジナルテキストを無料で利用可能

ーサポート体制ー
チャットサポートでお問い合わせに対応可能

ー運営会社の信頼性ー
予備校大手の東進運営で授業への満足度も高い

3位の東進オンラインでは小学生向け講座を、中学受験塾で名高い「四谷大塚」が授業を作成しているところが特徴的です。

予備校大手の東進ハイスクールが学習カリキュラムを構築し、四谷大塚が講義を監修しているため、小学生で理解しておくべき単元をしっかりと定着させられます。

授業やテストは毎月日程が決まっているのですが、カレンダー形式でお子さんだけでも直感的にスケジュールが分かりやすいです。

受講費用も比較的安価で、10日以内であれば全額返金が保証されているので、試してみる価値はあります。

【まとめると…】

メリット
授業は中学受験にも心強い四谷大塚が監修
授業・テストの日程はカレンダーで直感的に分かりやすい
受講費用は比較的安価

デメリット
サポート対応が少なめ
中学生の英語を先取りして学習できない

2分で特典付き資料請求(無料)
東進オンライン学校のサイトを見る

【オンライン塾|3つの評価ポイント】

①2学年全講座学習で先取り
映像授業の講師はすべて四谷大塚の教科専任講師です。
授業がわかりやすく、自分のペースで繰り返し受講することが可能なので、「先取り学習」もどんどんはかどります。

②確認/月例テストで授業の理解度をのばす
映像授業とは別に、映像授業後に理解度を確認する確認テストと、月に1度今の理解度を総振り返りできる月例テストがあります。
一方的にテキストや映像授業で学ぶだけではないので、テストで復習していきながら楽しく学習を進められます。

③未来発見講座は将来を考えるきっかけづくりに
月に一度配信される未来発見講座では、ビジネス界のトップリーダーやスポーツ界などの著名人がインタビューに答えて、幼少期から今の職業を志すまでについて語ってくれます。
お子さんが将来の夢に向かって努力するきっかけづくりにもなる、有益な配信コンテンツです。

【東進オンライン学校の基本情報まとめ】

料金(税込) 【小1・2向け】
・26,136円:12か月一括払い
・29,964円:毎月払い(年間)【小3~6向け】
・39,336円:12か月一括払い
・45,144円:毎月払い(年間)
サービスの特徴 ・中学受験のベテラン塾四谷大塚が監修した映像授業・テキスト
・算国理社で1学年上の先取り学習可能(低学年は算国)
・確認テスト、月例テストで理解度を伸ばす
・仕事内容を紹介する「未来発見講座」
受講コースの種類 ・各学年ごとにコースあり
オンライン授業の手段 ・お手持ちのパソコンやスマホで映像授業をチェック
サポート体制 ・チャットでのお問い合わせ対応
合格率/実績 ・受講生の97.7%が「授業の内容がわかった」と回答
キャンペーン/保証制度 ・10日以内の解約は全額返金

4位:Z会|ひとりでも学習できるようシステム面でサポート

【ランキング評価】

 

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

 

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価 21/25点

★教材の分析★

ー受講費用の安さー
【小学生タブレットコース1年生】

・2,992円:12か月一括払い/月あたり

ー対応科目・コースー
知識と思考力を養う「みらいたんけん学習」

ーカリキュラムの特徴ー
教科書の枠を超えた理解ができる機会を提供

ー管理機能ー
保護者に学習状況や今後のアドバイスをお届け

ーサポート体制ー
学習カレンダーで自動スケジューリングを実施

4位のZ会では、タブレットコースとテキストコースを受講できます。また、通信講座では珍しい中学受験コースも受けられるのが特徴です。

タブレットコースを選択しても一部の教材はテキストで届くので、書く力やものを使って考える力もしっかり養えます。

保護者が使える専用アプリでは学習状況や正答率を見れるだけでなく、タブレットを使っている子どもとメッセージのやり取りができます。

離れていてもサポートができる仕組みになっているので、家庭学習をひとりの環境で行う機会が多いご家庭におすすめしたいサービスです。

【まとめると…】

メリット
通信講座でも中学受験コースを受けられる
タブレットコースも紙の教材で学べる
保護者アプリで離れていてもメッセージでやりとりできる

デメリット
タブレットの場合iPad以外の端末は非対応
低学年向けのアニメーションやゲームタイプの問題がない

2分で特典付き資料請求(無料)
Z会の公式サイトを見る

【Z会|3つの評価ポイント】

①高学年コースでは1学年通して担任指導者がサポート
高学年のコースになると、学年末までひとりの担任指導者がサポートしてくれるサービスもあります。
学習状況や進路相談に乗ってアドバイスをしてくれたり、必要に応じて子どもの学習内容についてフォローの声をかけてくれます。

②自動スケジューリングで一人の学習も迷わない
タブレットコースでは自動スケジューリング機能があり、学年に応じて適切な学習内容を学べるようサポートしてくれます。
今日何をするべきか分からないという状況にならないので、ひとりで学習していても安心して目標達成まで進められます。

③自動採点や適切なタイミングでのヒントがあるからサポートする心配なし
タブレットでは自動採点機能があるので、保護者が答え合わせをしたり確認する必要もありません。
また、子どもが解けなくて分からない時は適切なタイミングでヒントを出してくれるので、様子を見て声をかけたり教える時間も必要ないです。

【Z会基本情報まとめ】

料金(税込) 【小学生タブレットコース1年生】
・2,992円:12か月一括払い/月あたり
・3,344円:6ヵ月一括払い/月あたり
・3,520円:毎月払い【小学生タブレットコース2年生】
・3,553円:12か月一括払い/月あたり
・3,971円:6ヵ月一括払い/月あたり
・4,180円:毎月払い

【小学生タブレットコース3年生】
・4,301円:12か月一括払い/月あたり
・4,807円:6ヵ月一括払い/月あたり
・5,060円:毎月払い

【小学生タブレットコース4年生】
・6,451円:12か月一括払い/月あたり
・7,210円:6ヵ月一括払い/月あたり
・7,590円:毎月払い

【小学生タブレットコース5年生】
・7,012円:12か月一括払い/月あたり
・7,837円:6ヵ月一括払い/月あたり
・8,250円:毎月払い

【小学生タブレットコース6年生】
・7,480円:12か月一括払い/月あたり
・8,360円:6ヵ月一括払い/月あたり
・8,800円:毎月払い

※他冊子タイプの通信コースもあり

サービスの特徴 ・ゲームや映像もないシンプルな学習設計
・教科書のレベルを超えた応用・発展的内容も出題
・タブレットコースでも紙の教材を用意し、書く力を養う
対応科目・コース 【科目】
・国/数/英/プログラミング(小学1・2年生)
・国数理社英+未来探求学習/プログラミング(小学3年生)
・国数理社英+総合学習/プログラミング(小学4・5・6年生)
使用する教材 ・お手持ちのiPadを使用
・インターネット環境
・冊子の送付タイプも受講可能
カリキュラムの特徴 ・教科に捉われず思考力を養う問題
・幅広いテーマに好奇心を育てる知識問題
・学習状況に応じた適切な問題を出題
管理機能 ・アプリで進捗状況を確認、子どもとメッセージでやり取り可
・テスト結果を受けた今後のアドバイスをメールでお届け
サポート体制 ・1年間担任指導者が学習をサポート
・学習カレンダーによる自動スケジューリング

5位:スタディサプリ|最安の値段で高3の範囲まで先取り学習できる

【ランキング評価】

 

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    4
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

 

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価 20/25点

★教材の分析★

ー受講費用の安さー
・1,815円:12か月分一括払い/月あたり

ー対応科目・コースー
高3までのすべての科目を学習し放題

ーカリキュラムの特徴ー
1回15分の映像授業は単元ごとに用意されている

ー管理機能ー
保護者用管理画面で学習進捗をチェック可能

ーサポート体制ー
返金保証制度もあり経済面での不安なし

5位のスタディサプリはCMを目にする機会も多い通信講座サービスですが、小学生向けの講座も用意されています。

プロ講師の1回15分の分かりやすい映像授業を受けられるのが特徴です。

また、講師監修のテキストはpdfファイルを無料でダウンロードできるので、自宅やコンビニで簡単に印刷して活用できます。

12か月一括払いだと最安の1,815円でサービスを利用できますが、途中で退会しても残額分は返金される保証制度があるので、金銭面でも不安なく始められます。

【まとめると…】

メリット
スペシャリストによる分かりやすい映像授業
講師監修のテキストは無料で印刷できる
返金保証があるので不安なく安く始めやすい

デメリット
映像授業の提供がメインで応用演習は少なめ
小1~3の範囲はドリルのみで映像授業がない

公式サイトを見る

【スタディサプリ|3つの評価ポイント】

①無学年方式で小学生でも高3の範囲まで学習できる
スタディサプリの教材は小学1年生から高校3年生の範囲まで学年の垣根を越えて学べるようになっています。
そのため、ニガテな分野は学年に戻って復習したり、得意な分野は高校生の範囲まで先取りしてどんどん学習を進められます。

②学習するほど楽しめるゲーム機能あり
子どもが積極的に学習を進められるようにゲーム機能が展開されています。
映像授業を見たりドリルを進めることで、オリジナルキャラの着せ替えができたり育成ができ、他ユーザーと競い合うことも可能です。

③まなレポで保護者も学習時間や正答率をチェックできる
保護者専用管理画面では、子どもの学習時間や正答率を確認できます。
本人に聞かずして状況をこっそり把握できるので、うまくいっていないときはアドバイスを届けたりサポートができます。

【スタディサプリ 基本情報まとめ】

料金(税込) ・1,815円:12か月分一括払い/月あたり
・2,178円:毎月払い
サービスの特徴 ・全科目に講師監修授業のテキスト付き
・無学年方式で小1~高3の範囲まで受講可能
・勉強するとコインが貯まり、キャラの着せ替えなどを楽しめる
対応科目・コース 【科目】
・国/数/理/社の基礎・応用
・高3までのすべての映像授業見放題【コース】

・小学4年
・小学5年
・小学6年
(小1~小3の範囲はドリル演習のみ提供)

使用する教材 ・お手持ちのパソコンまたはタブレット、スマホを使用
・タブレットはiPadOS 14以上、Android OS 8.0以上が推奨
カリキュラムの特徴 ・1回15分の映像授業
・テキストやドリルによる確認テスト
管理機能 ・「まなレポ」による学習時間や正答率をチェック
サポート体制 ・一括払いは途中退会時の残り期間分返金保証あり

6位:すらら

基本情報まとめ】

料金(税込) 【3教科(国・数・英)コース】
・11,000円:入会金
・8,800円:毎月支払いコース
・8,228円:4ヵ月継続コース【4教科(国・数・理・社)コース】
・11,000円:入会金
・8,800円:毎月支払いコース
・8,228円:4ヵ月継続コース

【5教科(国・数・理・英・社)コース】
・7,700円:入会金
・10,978円:毎月支払いコース
・10,428円:4ヵ月継続コース

サービスの特徴 ・無学年方式で戻り・先取り学習ができる
・子どもが飽きない対話型の学習
・AI搭載型ドリルで要点を抑えた演習
・学力測定の診断テスト機能を活用
・子どものやる気に繋がるゲーミフィケーション形式
・すららコーチが家庭学習を設計、アドバイス
対応科目・コース 【科目】
・国語/算数/理科(小学1年~6年)
・社会(小学3年~)
・英語(中学生版を利用可能)【コース】

・小中3教科コース
・小中4教科コース
・小中5教科コース

使用する教材 ・お手持ちのパソコンまたはタブレット
・タブレットは第4世代以降のiPad推奨
・ネットワーク
・ヘッドセット(英語のスピーキング機能使用時に推奨)
カリキュラムの特徴 ・レクチャー機能
・ドリル機能
・テスト機能
管理機能 ・目標設定・学習計画機能
・学習管理画面での正答率、達成状況など見える化
・すららコーチによる学習内容のレポート
サポート体制 ・すららコーチによる質疑応答、不登校・発達障害サポート
・休会制度あり
・定期的なキャンペーンによる割引あり

【おすすめTOP3に入らなかった理由】

6位のすららではタブレットでの勉強するツールが豊富に用意されていて、アニメーションやゲームで楽しみながら主体的に学習を進められます。
また、塾を経営しているすららコーチによる家庭学習の設計やアドバイスもあり、どんなご家庭でも安心して取り組めます。
しかし、入会金が必要であったり毎月の受講料金がTOP3に比べ高いことから、TOP3を外れることになりました。

7位:サブスタ

基本情報まとめ】

料金(税込) ・4,900円:小学生コース
サービスの特徴 ・チャットヒアリングで生徒に合わせた学習計画表を作成
・1,000本以上の動画で学習
・小4から中3までの範囲を戻り学習・先取り学習可能
対応科目・コース ・全科目
使用する教材 ・お持ちのタブレット・スマホまたはパソコンを使用
・タブレットはiOS11推奨
・インターネット環境
カリキュラムの特徴 ・映像で学習→問題を解く→赤ペン解説動画で間違いを修正
管理機能 ・とくになし
サポート体制 ・LINE/メールでの個別サポートあり

【おすすめTOP3に入らなかった理由】

7位のサブスタでは、事前のチャットヒアリングで生徒に合わせた学習計画表を作成してくれます。
映像授業は1,000本以上用意されていて、映像学習から問題を解いて解説を見るまでの一連の流れでひとりでも学習を進められます。
保護者向けにLINEやメールでのサポートもありますが、保護者が学習状況を管理する機能がなかったり、受講料金も高めなところからTOP3を外れてしまいました。

8位:ワンダーボックス

基本情報まとめ】

料金(税込) ・3,700円:12か月一括払い/月あたり
・4,000円:6ヵ月一括払い/月あたり
・4,200円:毎月払い
サービスの特徴 ・毎月10種類のアプリ教材と3種類のキット教材をお届け
・理系センスや想像力をはぐくむSTEAM教材
・ゲーム感覚の学習で様々な分野へ興味をもってもらう
対応科目・コース 【科目】
・思考力を養うテーマ(戦略/サイエンス/アート/プログラミング など)
使用する教材 ・お持ちのタブレットまたはスマホを使用
・タブレットはiOS12またはAndroid5.1以上推奨
・インターネット環境
カリキュラムの特徴 ・デジタルとアナログに分けたコンテンツ
・知的好奇心、思考力、創造性を育むゲーム式問題
管理機能 ・子どもの好きなテーマや興味が分かる記録機能
・教材の意義や活用方法のヒントをお届け
サポート体制 ・兄弟は半額で受講可能
・アプリに時間制限機能を設けて視力低下を防ぐ

【おすすめTOP3に入らなかった理由】

8位のワンダーボックスでは思考力を養う6つのテーマ(STEAM)を基にしたアプリ教材とキット教材を活用できます。
子どもの知的好奇心を刺激し、好きなテーマが分かる記録機能もあるので、学校では学べないようなテーマも含め、子どもの未来につながる学習ができます。
どちらかというと理数寄りのカリキュラムのため、国語や社会といった科目を学びたいご家庭にとっては物足りなく、TOP3から漏れてしまいました。

9位:RISU算数

基本情報まとめ】

料金(税込) 1か月あたりの平均クリアステージ数に応じて段階的に利用料が変動

・0円:月クリア数1ステージ未満
・1,100円:月クリア数1.2ステージ
・3,300円:月クリア数1.7~2ステージ
・5,500円:月クリア数2~2.5ステージ
・9,350円:月クリア数3ステージ以上

サービスの特徴 ・2つの復習問題を自動出題
・無学年方式で実力に合わせたレッスンを自動生成
・無料のタブレットは解約後も使用可能
対応科目・コース 【科目】
・算数
・英語
使用する教材 ・専用タブレットを使用
・インターネット環境
カリキュラムの特徴 ・学年ごとにレベルの変わる約10,000問以上の問題を収録
・オニモードで難易度が難しくなる
・ネイティブ英語レッスン動画を無料でお届け
管理機能 ・マイページで学習状況をチェック
サポート体制 ・難関大生のチューターがデータをもとに学習状況をフォロー
・24時間365日スタッフへ相談可能

【おすすめTOP3に入らなかった理由】

9位のRISU算数では算数に特化した問題を10,000問以上収録していて、難関大生による学習フォローもあるので、飛び級で算数検定に合格できたり、難易度の高い問題もどんどん進められます。
24時間365日スタッフ対応があったり、タブレットは解約後も使えるなど、家庭向けのサポートが満載ですが、対応している科目は算数と一部英語のみとなるためTOP3から外れてしまいました。

10位:コナンゼミ

基本情報まとめ】

料金(税込) ・2,420円~:学年により異なる
サービスの特徴 ・名探偵コナンの世界観で学習を進められる
・テーマに富んだ思考力問題で発展的な内容も身につく
対応科目・コース 【科目】
・国/数/英/思考/複合教科(理科・社会)
使用する教材 ・ワークブック・解説ブックなど冊子をお届け
・スマホまたはタブレットで会員サイトのデジタル学習も可能
カリキュラムの特徴 ・思考力テストや実力診断テストを実施
・10種類以上の学習ゲームを楽しめる
管理機能 ・とくになし
サポート体制 ・会員サイトで解説映像を視聴可能

【おすすめTOP3に入らなかった理由】

10位のコナンゼミは、名前の通り小学館サンデーで連載中の「名探偵コナン」がモチーフとなったサービスです。コナンのキャラクターが登場して一緒に問題を解いてくれたり、新しい知識を知れます。
基本はワークブックを解き進めますが、スマホやタブレットを使えばデジタル学習で英語に関するコナンのゲームを楽しむこともできます。
ただ、保護者向け管理機能がない点や、教材が他講座に比べると少ない点からTOP3を外れてしまいました。

11位:小学ポピー

基本情報まとめ】

料金(税込) ・2,500円:小学1年生
・2,900円:小学2年生
・3,300円:小学3・4年生
・3,800円:小学5・6年生
サービスの特徴 ・学校の授業に合わせて学習しやすい教材作り
・小学1年生から英語を楽しく学べる
対応科目・コース ・国/数/英/理/社
使用する教材 ・紙の教材を毎月お届け
カリキュラムの特徴 ・見開き2ページを1日分として、毎日続ける習慣がつく
管理機能 ・とくになし
サポート体制 ・公式LINEで教育情報や教材ドリルをお届け

【おすすめTOP3に入らなかった理由】

11位の小学ポピーは毎月届くテキストを、見開き2ページだけ毎日続ける仕組みになっています。
1日に取り掛かる量が決まっているので、子どもも無理することなく家庭学習を習慣化できます。
学校の授業に合わせた教材づくりを心がけていて、1年生からでも英語を学べますが、保護者向けの管理機能がない点や教材が少なめな点からTOP3を漏れてしまいました。

なぜ小学生が家庭学習をするべき?その重要性とは?

5年間にわたって1日に1時間同じことに時間を費やせば、その道の専門家になれる。
~アール・ナイチンゲール~

学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる。
~アルベルト・アインシュタイン~

偉人たちも学びに関する名言を多く残している通り、生きる上で永遠に欠かせないことは”学ぶこと”です。

世界規模で進化が加速する現代においては、偉人たちが生きていた時代以上に学びが大切になっていることは明白でしょう。

それでは、具体的に「なぜ学びが大切であり、なぜ小学生が家庭学習する必要があるのか?」について、解説していきたいと思います。

大きく分けて

  • 将来に向けて学習を習慣化するため
  • 子供の”自信”を育てるため
  • 中学受験や難関大学受験の礎になるためという3つの理由が挙げられます。

という3つの理由が挙げられます。

【最重要】将来に向けて学習を習慣化するため

参考文献の論文によると、物事を習慣化させて日常に定着するまでの期間は約60日ほどかかることが分かりました。

勉強する習慣というのは、小学生のうちだけでなく高校生や大学生になっても必要な習慣です。

それが結果的に子どもの興味がある分野に気づき、力を伸ばす期間にもなるからです。

将来に向けて学習を習慣化するためには、子どものうちから定着させておくことが望ましいです。

まだ学習をすることに抵抗もない頃から定着させる方が簡単ということになります。

②子供の”自信”を育てるため

また近年では、大学進学率50%が超える中、休学者・退学者の約3 割、留年率5%を記録してしまっている。

この原因は、勉学意欲の喪失、単位不足などの消極的理由だと分析されています。

そのため将来に向けて小学生から子供の「自信(やり抜く力)」を育てることは大切だと言えるでしょう。

また、東京都教職員研修センターの研究によると、子供の自信(=この研究では「自尊感情」)の大きさは、次のような特徴と大きく関わっていると述べられています。

自尊感情が高い=学校生活の適応は良好で、学習面に意欲的に取り組む

自尊感情が低い=学校生活や学習面の全般において消極的で、マイナス思考が強い。自己も他者も否定的に捉える傾向がある。

 

また、自尊感情が低い子供には、上記以外にも次のような傾向があると述べられています。

  • 自分の個性の理解・尊重ができず、自己に対して自信をもてない
  • 物事に熱中できるものがない
  • 精神的に不安定であることが考えられる

この研究から、子供には小学生から家庭でも学習させて、学校生活で自尊感情を高めてもらうことが重要と言えるでしょう。

③中学受験や難関大学受験の礎になるため

小学生のうちから家庭学習を続けることで、ゆくゆくは中学受験や難関大受験の受験勉強を行う際の礎となります。

2017年に東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所が行った親子調査によると、「中学受験をした」家庭は「中学受験を考えなかった」家庭に比べ、小学5年生の時点で約1時間・小学6年生の時点で約2時間も学習時間が長く、その内訳は学校の宿題の時間よりも家庭学習や塾が長いことが分かりました。

小学生のうちから家庭学習を進めるご家庭は、既に中学受験対策の学習スタイルが確立されています。

更に、同研究所が行った2018年の「高校3年卒業時調査」では、高3生972名のうち、四年制大学または短期大学に進学した637名の進学先について、入学偏差値と学習時間を確認した結果、入学偏差値の高い大学に入学した生徒ほど、学習時間が長い傾向にあることが分かりました。

半強制的な学校の宿題に割く時間の割合は、偏差値による違いはありませんでした。

しかし、難関大学に進学した生徒ほど、主体性が問われる家庭学習の割合が多かったです。

これらの研究から、家庭学習を小学生のうちから続けておくことは、中学受験や遠い先の難関大学受験における主体性が必要な学習時間の確保に繋がり、結果的に受験対策の礎にもなると言えます。

効果的な小学生の勉強の仕方は?5つの必須ルール

小学生のうちから家庭学習が必要なことは分かりました。

ただ、子どもに学習方法を委ねてしまうのではなく、保護者が適切な仕方を提案してあげることも重要です。

次からは、効果的な小学生の勉強の仕方について紹介します。

①いつ?どこで?させるかを決める

勉強するタイミングや家庭学習における場所は決めておきましょう。

学校から帰宅してゲームをする前か、夕飯を食べた後かなど、事前に時間帯を決めておくことで、子どもの「後でやる」という言い訳は通用しません。

保護者にとっても時間帯を決めておけば家庭学習の管理がしやすいので、子どもと相談しながらベストな時間を決めましょう。また、どこで学習するかも重要です。

リビングだと保護者の目に届きやすい利点がありますが、テレビなど学習を阻害しやすいものも多く集中できない可能性もあります。

どの場所で学習すると集中しやすいか、事前に確認しておくと家庭学習が持続しやすいです。

②何をさせる?かを決める

どんな学習をさせるかも決めておきましょう。小学生の頃は学校でも国語や算数を始め、道徳や生活といった科目もあります。

まずは小学校の授業に追いつけるよう、教科書の範囲内で勉強をさせるか、それとも学校の範囲を超えた学習をさせたいかによって教材も変わってきます。

学校の範囲を超えるとなると、中学年から習う英語学習を低学年のうちから始めたり、社会や理科など高学年でレベルが上がる内容など学年の垣根を越えてどんどん学習を進めることも可能です。

家庭学習であれば、適した教材サービスを活用すれば、何をさせる?という内容は柔軟に対応できます。

家庭学習をする目的意識も親子で統一させたうえで、何を学習したいか・させたいかは相談して決めておきましょう。

③学習と休憩の時間配分を決める

勉強時間を25分ごとに区切って間に5分の休憩時間を入れる、ポモドーロ・テクニックと呼ばれる集中方法があります。

何を勉強させるか目的が決まった上で、1日あたりの学習時間がどれだけ必要かは決めておきましょう。

たとえば学習時間を1日1時間取るとしても、1時間ひたすら勉強し続けるのはあまり望ましくありません。

集中力を保つには、学習時間を短めにして頻度を増やすようにすることが記憶の定着にもつながります。

そのため、先ほど紹介したポモドーロ・テクニックを取り入れて25分ごとに勉強時間を区切ったり、あるいは違う時間配分で学習と休憩の時間配分を決めておくことが理想的です。

一定のペースで勉強することで、だらだらと続けたり学習の先延ばしを防ぐ効果も期待できます。

④理解度を定期的に確認する

メタ認知といって、自分が何を知っていて何を知らないのかを認識する能力は学習においても重要な能力です。

あるタイミングで学習している範囲について復習の小テストを行い、子どもが分かっていること・完全に理解できていない分野を知ってみてください。

小テストなどの教材がない場合は、その科目について簡単な説明文を書いてみたり、保護者に説明してもらう機会を設けるのでも十分効果があります。

理解度の足りない分野が分かれば、即時にその分野を集中して学べて、ニガテ意識を潰して成績を伸ばすことにもつながります。

⑤保護者は手伝ってもいい?

家庭学習において保護者がどれくらい声かけや手助けをするべきか迷いますよね。

もちろんサポートは重要ですが、学習に関してあまり声をかけすぎると、子どもが甘えてしまったり半強制的に進められている感覚になり学習を嫌がってしまうきっかけにもなりかねません。

子どもと事前に決めて、ワークを1つ完了したり1日の学習が終了した時点で子どもから保護者に報告してもらう・説明してもらうなど、一定のタイミングだけに関与した方がいいでしょう。

ただ、子どもの学習進捗が良くない時や分からない様子がある時は、問題を解く作業を一緒に行うことで、ニガテ意識がなくなることもあります。

手伝うこと自体には問題ありませんが、そのタイミングや頻度は過剰・過少にならないよう気を付けましょう。