補正下着の定義とは？

 

要は顔のファンデーションと同じように、洋服を着る前に身体のラインを整える土台的な役割を果たすものということです。

体型の崩れが気になるときやいつもより美しいボディラインにしたいときにつける下着のことを指すので、必ずしも身体をギューギューと締め付ける下着が『補正下着』という訳ではありません。

特に、補正下着と補整下着は同じような意味なのにブランドや商品のこだわりに合わせて使い分けられていることが多いようです。

• 補正力を強調→補正下着
• スタイルアップを強調→補整下着

詳しく説明すると次のような感じになります。

補正下着とは

補正は「補って正す」という文字の意味の通り体型の崩れやボディラインを正すために使われます。

比較的、補正力を強調したい下着を『補正下着』と表現することが多いです。

補正下着は既に崩れたものを正すためにお肉が付きやすい部分を押さえつける機能が充実しています。商品によって程度は異なりますが、どちらかと言えばキツいイメージを持っている方が多いです。

だけど当店で扱う補正下着は生地の伸縮性が良いので着心地も良いものが多いです。

補整下着とは

「補整」とは「補って整えること」を指します。お肉でできたボコボコのラインをスムーズなラインにする、垂れてきたバストを正しい位置に引き上げて整えるといったように、下着をつけることによって元の体型に近付ける手助けをしてくれるものが『補整下着』です。

補整下着と表現されるものはどちらかと言えば無理なくスタイルアップを目的とした商品が多いです。

矯正下着とは

下着をつけない状態でも理想のボディラインに近付くように体型を変えるような下着のことを「矯正下着」と呼びます。

「矯正（欠点をなおし、正しくすること）」というだけあって一般的に矯正下着は締め付け感の強いものが多いようです。

補正下着（補整下着）の種類とそれぞれの役割

補正下着の購入を検討するときには体型や体の一部に何らかの悩みがあるときですよね。

でも、悩みを解消する機能と着心地が両方とも良くなければ普段使いできる補正下着とは言えません。

補正したい体の場所に対する機能が充実されている補正下着を選ぶことはもちろん大切ですが、着心地が良いものを選ばなければすぐに着ることをやめてしまいまうかもしれません。

では、補正下着と呼ばれるものにはどのようなものがあるのでしょうか。

カテゴリーとお悩み対応部分を簡単にまとめたら次のようになります。

カテゴリー	悩みを解消したい部分
ブラジャータイプ	胸・背中・脇
ブラキャミタイプ	胸・お腹・背中・脇
ショーツタイプ	お腹・腰・お尻・太もも
ガードルタイプ	太もも・お尻・お腹

補正と補整どちらを使うかはブランドのこだわりによるところが大きいのが実情。

例えば、当店で取扱いをしているブラデリスニューヨークの商品は補正ではなく補整という表現を使っている代表的なブランドです。

その中でカテゴリーごとにおすすめの商品を紹介します。

ブラジャータイプの補正下着（補整下着）

バストラインを整え、美しく保つためのアイテムです。

鎖骨の中央と左右の乳頭を線で結んだ時に、ちょうど正三角形になる理想のバスト位置「ゴールデントライアングル」に近付けてくれます。

ノンワイヤータイプのブラはワイヤー入りと比べると補整力は落ちるものの、しっかりバストを寄せてキレイなバストラインに整えてくれます。ワイヤー入りがしんどい時や長距離移動などの時に便利ですよ。

 

ブラキャミタイプの補正下着（補整下着）

補正ブラキャミはブラジャーとキャミソールが一体型となったタイプです。

ブラデリスのブラキャミはほとんどがノンワイヤーで楽な着心地のものが多く毎日のインナーとして使いやすいです。

バストだけでなく、お腹や背中をスムーズなラインに補整してくれるのでおすすめですよ。

ショーツタイプ

ヒップラインを整えるアイテムです。

ブラジャーが胸のお肉をサポートするように、補整ショーツはお尻のお肉をサポートします。
はき丈が深くお尻をすっぽり包み込み、本来のお尻の丸みを潰さないようなタイプが多いです。

ブラデリスのショーツは特にはき心地にこだわった物が多く、お腹やヒップラインを気持ちよくソフトに補整してくれます。

ガードルタイプの補正下着（補整下着）

ヒップラインや下腹の出っ張りを整えてくれるアイテムですが、補整ショーツに比べてさらに補整力が高い物が多いです。

補整ショーツがノンワイヤーブラだとすると、ガードルはワイヤー入りブラといったところでしょうか。

ヒップアップ機能が高く、丈が長めのタイプはさらに太ももシェイプの効果もあります。

スリムパンツやタイトスカートなど、身体のラインが出やすい服装の時にかなり重宝するアイテムです。

 

補正下着の選び方

補正下着を選ぶ際どこを重視しますか？

ポイントで補正したい方もいれば、理想とするボディラインがある方もいます。

さらに用途によっても選び方や商品が変わってくるのでご紹介いたします。

体型の悩みからアイテムを選ぶ

ご自身の体型で補正したい部分はどこですか？

ポイントとしては、バスト、ウエスト、ヒップなどが上げられます。

他にも背中肉や脇肉、太ももなど悩みは様々です。

補正したい部分での丁度良いサイズのアイテムを選びましょう。

窮屈すぎると体調が悪くなったり、血行不良にも繋がるので窮屈すぎないジャストサイズを選ぶ事が重要です。

目的や用途でアイテムを選ぶ

タイトな洋服を着るタイミングや、普段よりもボディラインをシェイプにしたい時などお出かけの際に悩むこともあると思います。

お出かけの際は、サイズ以外にも生地の伸縮性や通気性も重視することをおすすめします。

素材の肌触りなど、着心地も確認しておいた方が良いですね。

予算重視でアイテムを選ぶ

補正下着は商品によって値段の差も大きく異なります。値段が高ければ良いわけでもないので予算の中でより良い商品を選びたいですよね。

長く着用するには、生地の強さが重要です。摩擦によって生地の傷みが早かったり、すぐほつれたりしないかなどの確認が必要です。

機能を重視して選んでも、生地の傷みが早ければ長く着用できません。

ネットや通販で購入する際は口コミなどの、購入者さんのレビューを読むことをおすすめします。

補正下着の洗濯方法は？

補正下着は手洗いか、洗濯機で洗って良いのか迷われます。

確認しなければいけないポイントと選び方をご紹介いたします。

確認ポイントはこちら

補正下着はまず洗濯機を使用して良いのか確認したら、必ず裏返しにしてネットに入れることが重要です。

洗濯機で洗うことのできない補正下着や、補正下着を長く使用したい場合は手洗いがおすすめ。

簡単な手順は次の通りです。

1. 洗濯機？手洗い？を確認
2. 洗濯の水の温度や、洗いの強さ弱さを確認
3. すすぎは乾燥機？押し絞り？どちらか確認
4. 風通しの良い日陰で干す

 

手洗いのポイントはこちら

洗濯機で洗うことと比べると少々手間ではありますが、手洗いすることで長持ちします。

洗濯後は生地を傷めないためにも風の通る日陰で乾かし、ゆとりのある場所に保管することで補正下着を傷ませることなく長く着用できる可能性が高くなります。

手順はこちら。

1. ぬるま湯に洗剤を溶かす
2. 補正下着を裏返しにし押し洗い
3. きれいなぬるま湯ですすぎ洗い
4. タオルで挟んで押し絞り
5. 日光の当たらない場所で乾かす

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